世界中で人気のチーム対戦型FPS「オーバーウォッチ2」。友達と一緒に遊びたいけれど、プラットフォームが違うと一緒にプレイできないのでは?と不安に思う方も多いはず。実はオーバーウォッチ2には「クロスプレイ」機能が搭載されており、PC・PlayStation・Xbox・Nintendo Switchといった異なる環境でも協力プレイが可能です。
ここではオーバーウォッチ2でのクロスプレイの設定方法や、うまくいかないときの対処法を解説していきます。
オーバーウォッチ2 とは
オーバーウォッチ2とは、ブリザード・エンターテイメントが開発したチーム対戦型のFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームです。前作「オーバーウォッチ」の続編として登場し、基本プレイ無料で誰でも気軽に始められる点が大きな特徴となっています。プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれる個性豊かなキャラクターを操作し、それぞれが持つスキルや役割を駆使して6対6ではなく5対5のチームバトルを繰り広げます。ヒーローはダメージ、タンク、サポートといった役割に分かれており、単純な撃ち合いだけでなく仲間との連携や役割分担が勝利の鍵を握ります。競技性が高い一方で、アニメーションのようなビジュアルやキャラクター同士のストーリー性も魅力の一つで、世界中に多くのファンを抱えています。
また、オーバーウォッチ2ではクロスプレイやクロスプログレッションといった新しい機能が追加され、異なるプラットフォーム同士で一緒に遊んだり、進行状況を共有したりすることも可能になりました。対戦の奥深さとキャラクター性の両方を楽しめる点から、カジュアルなプレイヤーからeスポーツシーンまで幅広く支持されているタイトルです。
クロスプレイとは?
クロスプレイとは、異なるプラットフォーム同士でも一緒にオンラインプレイができる仕組みのことです。たとえば、PCでオーバーウォッチ2を遊んでいる人と、PlayStationNintendo Switch、Xboxで遊んでいる人が同じサーバーに参加し、チームを組んで協力したり、対戦相手としてマッチングしたりできます。従来は「自分が持っているハードが違うと一緒に遊べない」という制限がありましたが、クロスプレイの登場によってフレンドの環境を気にせず遊べるようになりました。オーバーウォッチ2では、この仕組みが「Battle.netアカウント」によって実現されています。プレイヤーは必ずアカウントとゲーム機をリンクすることで、プラットフォームを超えたフレンド追加やグループ結成が可能になります。つまり、どのハードで遊んでいても、同じアカウントを通じて一つの大きなコミュニティに参加できるわけです。ただし、すべてが無制限に統合されているわけではありません。
例えばランクマッチではPCとコンソールが分かれてマッチングするなど、ゲームバランスを保つための制限も設けられています。とはいえ、通常のモードや友人同士のプレイでは十分に機能しており、クロスプレイはオーバーウォッチ2の楽しみを広げる大きな要素となっています。
クロスプレイのやり方
オーバーウォッチ2でクロスプレイを楽しむには、まず「Battle.netアカウント」を用意する必要があります。アカウントを持っていない場合は、公式サイトにアクセスして新規作成を行いましょう。すでにアカウントを持っている場合は、そのまま利用できます。次に、使用しているゲーム機とBattle.netアカウントを連携します。ゲームを初めて起動すると「アカウントのリンク」が求められ、画面に表示されるコードをPCやスマートフォンかBattle.netに入力することで簡単に連携が完了します。これで異なるプラットフォームでも同じアカウントを通じてプレイできる準備が整います。
フレンドと一緒に遊ぶ場合
相手の「BattleTag」を検索してフレンドリクエストを送りましょう。BattleTagは「名前#数字」という形式になっているため、正確に入力することが大切です。フレンド登録が終われば、ゲーム内のフレンドリストから招待を送り、グループを組んで同じマッチに参加できます。オーバーウォッチ2ではクロスプレイがデフォルトで有効になっているため、特別な設定を変更する必要はありません。必要なのはアカウント連携とフレンド登録だけで、あとは普段どおりプレイを始めれば、自動的に異なるプラットフォームの仲間と一緒に戦うことができます。
クロスプレイできない場合の対処法
オーバーウォッチ2でクロスプレイがうまくできないときは、まずBattle.netアカウントがきちんとリンクされているかを確認しましょう。連携が不十分だとフレンドが表示されなかったり招待が届かなかったりします。次に、フレンド追加の際に使うBattleTagが正しいかどうかを見直してください。名前と数字の組み合わせは、大文字や小文字の違いでも検索に失敗することがあります。
それでも解決しない場合
モードごとの仕様を確認することも重要です。オーバーウォッチ2ではランクマッチのようにPCとコンソールが分かれているモードがあり、その場合は一緒に遊べません。また、ゲームやクライアントが最新バージョンになっているかどうかもチェックしておくと安心です。さらに、通信環境が不安定だと招待が届かないことがあるため、ルーターを再起動したり有線接続を試したりするのも有効な方法です。つまり、アカウント連携、フレンド情報、モードの仕様、アップデート状況、そしてネットワーク環境を順に確認していけば、クロスプレイができない原因の多くは解消できます。
まとめ
オーバーウォッチ2は、基本プレイ無料で楽しめるチーム対戦型のシューティングゲームで、異なるプラットフォーム同士でも遊べるクロスプレイ機能が大きな魅力ですBattle.netアカウントを作成して各ハードと連携し、フレンドを追加すれば、PCやコンソールの違いを気にせず仲間と一緒にプレイできます。
もしクロスプレイができないと感じた場合でも、アカウントの連携状況やBattleTagの入力、モードごとの仕様、アップデートの有無、通信環境を確認していけば多くの問題は解決可能です。異なる環境のフレンドとも気軽に遊べるクロスプレイは、オーバーウォッチ2の楽しみをさらに広げてくれる要素です。ぜひ活用して、仲間と一緒に熱いチームバトルを体験してみてください。