祝・30周年&グラミー賞受賞「星のカービィ」の魅力とは

祝・30周年&グラミー賞受賞「星のカービィ」の魅力とは

ピンク色のキャラクターと言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?愛嬌のある丸いピンクのキャラクター「カービィ」を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。最近はグラミー賞の受賞や30周年と話題にことかかない「星のカービィ」、今回はそんなカービィの魅力についてご紹介していきます。

カービィについて

カービィは、ピンク色で丸い姿をしている「プププランド」の住人。カービィの生みの親は「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親でもあり、日本を代表するゲームクリエイターの桜井政博さんです。ゲームの他にも、漫画やアニメ、小説など様々なジャンルで親しまれています。

性格

性格は自由気ままで、食べて寝ることが大好き。助けを求めている者を放っておけない性分であり、時にそれを悪用されることもあります。

特徴

特徴として、空気を吸い込み、貯めることで浮遊することができ、物や敵を吸い込んで吐き出すことも可能です。そして、特定の敵やアイテム吸い込み飲み込むことで、能力を得られる「コピー能力」を持ち合わせています。
登場するゲームによって、ニックネームや呼び名が変わることがあり「ピンクの悪魔」や「ピンクだま」、「ピンクの原住民」など様々な呼び名が存在します。可愛らしい姿にそぐわない呼び名もありますね。

カービィの歴史

HAL研究所が開発元になって、任天堂から発売されている「星のカービィ」シリーズは今年で30周年を迎えました。シリーズの初作品は1992年の4月に発売されたゲームボーイ(GB)用のソフト「星のカービィ」です。
長い歴史の中でも特筆すべきは、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ファミコン、64、ゲームキューブ、DS、Wii、Wii U、Nintendo Switchと任天堂から出ているほぼ全ての機種で発売されているということです。他のゲームでも、これ程のゲーム機種で発売されているのはあまり見ませんよね。ちなみに筆者が一番最初にプレイしたのはゲームボーイ アドバンス(GBA)の「星のカービィ 鏡の大迷宮」でした。

ゲームの内容

「星のカービィ」シリーズは、主に横スクロールで行われるアクションゲームが多いです。浮遊能力を使うことで落下してしまう危険性も少なく、初心者にも遊びやすいゲームとなっています。
特徴はコピー能力を駆使し、敵を倒しながらステージを進んでいく点。コピーできる能力には様々な種類が存在し、ソード、ファイア、レーザーなどかっこいいものから、スリープといった変わり玉まで存在します。そして、ゲームによってコピー能力の種類が増えたり、時には「ファイアソード」などといったコピー能力同士を融合できたりすることもできます。先月Nintendo Switch専用ソフトとして発売された「星のカービィ ディスカバリー」ではコピー能力をアイテムを使うことによって強化・進化することが可能になっています。
横スクロールアクション以外にも、レースゲームや対戦ゲームなど様々な種類があり、1992年の初代「星のカービィ」から2022年の最新作「星のカービィ ディスカバリー」まで35個のゲームが発売されています。様々な機種であらゆる年代のプレイヤーに親しまれてきたと考えると、さらに歴史が感じられますね。

30周年記念の特設サイトも!

今月27日に30周年を迎えるカービィですが、30周年の特設サイトが作られています。カービィのゲームについての歴史やカービィやワドルディ、メタルナイトといった人気のキャラクターについてなど、詳しく書いてあるので気になった方はのぞいてみてください。その他にも30周年記念壁紙をダウンロードできたり、記念グッズを見ることもできます!

グラミー賞受賞

日本時間の4月4日に開催された「第64回グラミー賞」にて、「星のカービィ スーパーデラックス」にて使用された曲「メタルナイトの逆襲(Metal Knight’s Revenge)」のアレンジ曲が最優秀インストゥルメンタル/アカペラ編曲賞を受賞しました。
音楽家のチャーリー・ローゼンさんとジェイク・シルバーマンさんが編曲し、オーケストラの「8-bit Big Band」が演奏したものです。ゲーム音楽が表彰されたことは過去にもあったものの、ファンによるアレンジのノミネートは今回が初めて。快挙を成し遂げました。

最後に

30周年という長い年月の間、世界中のプレイヤーに笑顔と楽しみを与えてくれた星のカービィ。これからもその愛くるしさで、40年、50年と歴史にその名を刻んでほしいところですね。