2023年6月発売!約7年ぶりの待望の新作『FF16』は買うべき?

2023年6月発売!約7年ぶりの待望の新作『FF16』は買うべき?

2023年6月22日、待望のゲーム『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』がついに発売されました。ファイナルファンタジーシリーズの最新作であり、約7年ぶりの登場となる本作。果たして、この新たな冒険に身を投じる価値はあるのでしょうか?

今回は、没入感満点のRPG好きのゲーマーたちの心を揺さぶるFFシリーズ最新作・FF16について紹介していきます。

FF16の基本情報

  • 発売日: 2023年6月22日(木)
  • 価格:
    • 通常版:9,900円(税込)
    • デジタルデラックスエディション:12,100円(税込)
    • コレクターズエディション:38,500円(税込)
  • 対応機種:プレイステーション5(PS5)
  • ジャンル:アクションRPG
  • プレイ人数:1人
  • ボイス対応言語:日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語
  • メーカー:スクウェア・エニックス
  • レーティング:CERO D(17歳以上対象)

FF16のあらすじ

終末を迎える大地、ヴァリスゼア。その生命の源であるマザークリスタルは、人々にとって唯一の希望となっていました。エーテルという神秘の力をクリスタルから得て、人々は魔法を使い、日々を過ごしていました。しかし、この尊い加護には国々の争いが絶えず、奪い合いが生じるようになりました。

各国はマザークリスタルを巡り、召喚獣の力とそれを操るドミナントたちを戦力として投入し、激しい闘いが繰り広げられます。困難な運命を背負った主人公、クライヴは次第に真実を知り始め、ついにはマザークリスタルの破壊を目指す決意を固めていくことになります。彼は世界の秘密に迫りながら、終焉へと向かう大地で運命に立ち向かっていくのです。

FF16の特徴

RPG要素&やりこみ要素

『FF16』は一見革新的に思えますが、実際はそれとは逆の傾向にあります。最近ではRPGゲームは広大なオープンワールドが多いですが、それに対しFF16はほぼ一本道の進行です。アクション要素は強化されていますが、救済要素も多く存在し、アクションゲームが苦手な人でも楽しめます。ゲームの主な要素はストーリーを追うことであり、アクションはやりこみ要素として位置づけられています。ストーリーは大人向けの雰囲気を漂わせていますが、従来のRPGと大きく変わっていません。

また、FF14にあるポイントが稼げるゴールドソーサーはFF16にはありませんが、サブクエストや強敵の討伐、楽譜の収集など、多様なコレクション要素があり、やり込み要素が分かりやすく用意されています。

戦闘システム&アクション要素

FF16の戦闘システムは、FFシリーズ初のリアルタイムアクションを採用しており、アクションバトルは敵と遭遇すると、バトルがシームレスに始まります。クライヴは武器による近接攻撃、遠距離攻撃の魔法、そしてステップ回避が基本アクションです。ジャスト回避やパリィも可能で、成功するとスローモーションが発生します。強敵やボスには体力ゲージとは別にウィルゲージがあり、ダメージを与えると共にウィルゲージも削れます(意志力ステータスが高いほど効果的)。ウィルゲージを50%削ると敵は一瞬硬直状態に入り、100%削ると長時間の硬直状態になり、より大ダメージを与えられるようになっています。

召喚獣同士のバトル

本作では、通常のアクションバトルはもちろん、召喚獣を直接身に宿した者同士の壮絶なバトルも楽しむことができます。召喚獣たちの中には、イフリートやタイタン、ガルーダといった存在がおり、彼らが肉弾戦を繰り広げながら、壮大な対決が目の前で繰り広げられます。その様子は非常に迫力があり、プレイヤーに大好評です!

グラフィック

FF16は、伝統的なFFの美学を受け継ぎながら、高精細で美しいグラフィックを追求しています。前作のFF15でも素晴らしいグラフィックが評価されましたが、FF16ではさらに進化し、PS5の性能を最大限に活かした表現が実現されています。ロケーションのバリエーションも豊富で、荒々しい岩山や茂みに覆われた森など、自然の描写も細部まで緻密に描かれています。町や建造物も中世ヨーロッパ風の雰囲気が豊かに表現されており、背景の美しさに加えて、戦闘シーンのエフェクトも華やかで爽快感があります。さらに、召喚獣のスケール感も見事に再現され、迫力溢れる存在感を放っています。

BGM

FF16の物語は深く重い要素や切ない場面も多く含まれています。しかし、プレイしていると意外にもファンタジーな雰囲気に元気をもらえます。その要因の一つは、BGMの力が大きいと感じられます。熾烈な召喚獣のバトルや過酷な場面でも、BGMはテンションが上がる、燃えるようなメロディが多く、暗い雰囲気になりすぎることはありません。悲しい場面ではBGMも全力で心を揺さぶりますが、場面が変わると一転して気持ちを盛り上げる曲が流れてきます。ちなみに、FF14のBGMを作曲したことで有名な祖堅正慶さんが、FF16の作曲も担当されています。

さらに、拠点のBGMを自由に変えることもできるんです!プレイヤーは自身の好みに合わせた音楽の楽譜を集めることでBGMを変えることができます。

FF16は買うべき?

FF16はシリーズ初のアクションRPGで、完全リアルタイムな戦闘システムを採用しています。ゲーム内にはストーリーフォーカスとアクションフォーカスの2つの難易度設定があり、幅広いプレイヤーが楽しむことができるようになっています。ただし、オープンワールドではないため、自由度の高いゲームを好む方にはおすすめしません。しかし、「ストーリーを楽しみたい」という方や、迫力満点のアクションバトルを好むFFファンにとって、是非ともプレイしていただきたい作品となっています。PS5をお持ちの方には是非購入していただきたいです!