スポーツも語学も天才!海外で活躍する英語力の高い日本人スポーツ選手

スポーツも語学も天才!海外で活躍する英語力の高い日本人スポーツ選手

 中学、高校、大学と10年間英語を勉強してきたはずなのに、いざ海外旅行に行くとちんぷんかんぷんで困ったという経験をされたことはありませんか?

ここ数年でよく耳にするようになった「大人のやり直し英語」。大人になってから、再び英語を勉強する人のための学習方法のことを言います。

海外で活躍する日本人スポーツ選手の中には、学生時代のスポーツ留学により英語が堪能になった選手もいれば、海外サッカー 日本人選手など大人になってから海外のクラブチームに移籍し、英語力を上げた選手も大勢います。

そこで今回は、海外で活躍する英語力の高い日本人スポーツ選手についてまとめてみました。

吉田麻也(よしだ まや)選手/サッカー

  • 生年月日:1988年8月24日
  • 年齢:34歳
  • 出身地:長崎県長崎市
  • 身長:189cm
  • 体重:87kg
  • 血液型:O型
  • 出身校:早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)
  • 所属:シャルケ04(ドイツ・ブンデスリーガ)

2022 FIFAワールドカップ日本代表のキャプテンで、2022年から日本プロサッカー選手会会長を務める吉田麻也選手。これまでにW杯に3回、オリンピックに3回出場しています。

現在34歳のベテラン選手となりますが、Jリーグでプレーしたのは名古屋グランパスのユースからトップチーム昇格後の2年間だけ。それ以降はオランダ、イングランド、イタリア、ドイツと海外サッカー 日本人選手として海外のクラブチームで活躍しています。

2022 FIFAワールドカップ時の試合前の会見などでは、日本メディアからの質問には日本語で、海外メディアからの質問には流暢な英語で答えており、英語力の高さがうかがえます。

三苫薫(みとま かおる)選手/サッカー

  • 生年月日:1997年5月20日
  • 年齢:25歳
  • 出身地:神奈川県川崎市宮前区
  • 身長:178cm
  • 体重:73kg
  • 血液型:O型
  • 出身校:筑波大学体育専門学群
  • 所属:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(プレミアリーグ)

2022 FIFAワールドカップでは日本代表として、ベスト16進出に大きく貢献した三苫薫選手。2020年、大学卒業後に川崎フロンターレに入団し、2021年にはイングランドのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍。

海外でのプレー歴はまだ2年ではありますが、三笘薫選手の英語力はネットニュースなどで度々話題となります。

2022 FIFAワールドカップ時には海外記者から質問攻めにあっていた三苫薫選手ですが、流暢な英語で質問に答えていました。また、2022年にブライトンへ復帰した際のサポーターへ向けた挨拶動画を見たファンの間では、「発音が良すぎる」「英語もできるなんて凄い」など、三苫薫選手の英語力が大きな話題となりました。

ダルビッシュ有(だるびっしゅ ゆう)選手/野球

  • 生年月日:1986年8月16日
  • 年齢:36歳
  • 出身地:大阪府羽曳野市
  • 身長:195.6 cm
  • 体重:99.8 kg
  • 血液型:A型
  • 出身校:東北高等学校
  • 所属:サンディエゴ・パドレス(メジャーリーグベースボール)

東北高校時代には2年春夏、3春夏と4度の甲子園出場を果たしているダルビッシュ有選手。NPB(日本野球機構)時代には、5年連続防御率1点台を達成。またメジャーリーグでは、アジア人史上2人目、日本人としては史上初の最多勝利と日本人史上2人目の最多奪三振を獲得するなどの活躍を見せています。

ダルビッシュ有選手は、2012年からメジャーリーグに挑戦し、既に10年以上もの間アメリカでプレーしています。イラン人と日本人のハーフということもあり、英語が話せそうな外見ではありますが、渡米当時のインタビューでは通訳を通して答えていました。しかし、現在は通訳が必要ないほどの英語力にまで成長を遂げました。

渡邊雄太(わたなべ ゆうた)選手/バスケットボール

  • 生年月日:1994年10月13日
  • 年齢:28歳
  • 出身地:香川県木田郡三木町
  • 身長:206cm
  • 体重:98kg
  • 血液型:A型
  • 出身校:ジョージ・ワシントン大学
  • 所属:ブルックリン・ネッツ(NBA)

日本人では2人目のNBA選手となった渡邊雄太選手。高校卒業後にアメリカ合衆国コネチカット州のセント・トーマス・モア・スクール(プレップスクール)に通い、NCAA1部の大学への入学を目指しました。

ほぼ英語力ゼロの状態で渡米し、本格的に英語を勉強するようになったのはプレップスクールに入ってから。バスケットボール部のメンバーを相手に、積極的に英語を使い上達していったそうです。

そしてジョージ・ワシントン大学入学後は、4年生時にバスケットボール部のキャプテンにも努めました。キャプテンになるにはバスケットボールの実力はもちろんのこと、英語力も必須となりますよね。その頃にはチームメイトと問題なくコミュニケーションを取れる位まで、渡邊雄太選手の英語力は上がっていたのだと思います。

西岡良仁(にしおか よしひと)選手/テニス

  • 生年月日:1995年9月27日
  • 年齢:27歳
  • 出身地:三重県津市
  • 身長:170cm
  • 体重:64kg
  • 血液型:A型
  • 出身校:青森山田高等学校
  • 所属:ミキハウス

現在、テニスの男子シングルスで日本ランキング1位、世界ランキングでは34位の西岡良仁選手。父親がテニススクールを経営し、母親もそのテニススクールでコーチをしているというで育った西岡良仁選手は、4歳でテニスを始め、ジュニア時代から頭角を現します。

中学3年生の時に錦織圭選手と同じIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミー(アメリカ)に留学。アメリカで約3年半を過ごしました。アメリカでは寮生活をしていたこともあり、英語が上達したとのこと。

また、テニスは世界中を転戦するため、1年のほとんどを海外で過ごすことになります。トップ選手はスポンサーも多く資金源があるため、コーチやトレーナーなどのチームを引き連れて海外遠征を行いますが、プロになって間もない選手などはたった一人で海外遠征に臨む選手も少なくありません。そうなると英語が不可欠になり、自然と英語力が高まるのだと思います。

まとめ

今回は、海外サッカー 日本人選手など、海外で活躍する英語力の高い日本人スポーツ選手についてまとめてみました。

最近は英語学習に役立つ情報を発信する英語系Youtuberも多く存在し、難しい参考書を使わなくてもレベルの高い英語学習ができる時代となりました。

英語力の高いスポーツ選手を見てみると、やはり実践あるのみと感じますが、ある程度の基本を学ぶためには大人のやり直し英語や英語系Youtuberの動画が良いのかもしれません。

今後はさらに海外を目指すスポーツ選手が増えると思いますが、日本人選手の海外での活躍に期待しています!